京都府立医科大学 総合医療・地域医療学教室

教育と研修Entrance

よくある質問

  • 総合診療で高い専門性は身に付きますか?
    総合診療では、多様な症例に対応する中で、広範な知識とスキルを身につけることができ、時には専門的なスキルをも磨くこともできます。多様な症例に対応できるという意味での専門性はニーズの高いものとなっています。
  • 総合診療、小児科、救急科で迷っているのですが、どのように決断すべきですか?
    各科にはそれぞれの魅力がありますが、自分の興味やキャリアの目標に合わせて選択することが重要です。総合診療は、幅広い知識とスキルを活かし、多岐にわたる患者様に対応できるため、ある意味で小児科・救急科診療をも包括します。総合的で全人的な診療能力を求める方に適しています。
  • 総合診療医の日本でのニーズを教えてください。
    日本において総合診療医は非常に重要です。地域医療の担い手として、地域住民の健康を守る役割を果たしています。多様な医療ニーズに対応できる総合診療医がいま求められています。2018年からの日本専門医機構の新たな専門医制度にも、基本領域の専門医のひとつに総合診療科が新設されています。
  • 非常に広い領域について最新の知識を持ち続けることは困難ではありませんか?
    総合診療医は、各領域の基本的な知識を持ちつつ、最新の情報を継続的に学び続ける必要があります。定期的な研修や自己学習を通じて、常に最新の知識と技術を維持しています。
  • 結婚・出産というライフイベントがあっても復帰しやすい環境ですか?
    総合診療は、ワークライフバランスを重視しており、結婚・出産後の復帰なども比較的しやすい専門領域です。当教室では柔軟な働き方が可能であり、ライフイベントに対応しやすい環境を整えております。
  • 総合診療と総合内科に違いはありますか?
    総合診療は、内科に限らず、幅広い診療領域をカバーします。大きくは違いませんが、一方で総合内科は内科系疾患を中心としているイメージです。