京都府立医科大学 総合医療・地域医療学教室

教育と研修Entrance

先輩からのメッセージ

北部医療センター
辛 丙圭
入局を考えている方へ

研修病院では、胸腔ドレナージ、骨髄穿刺、中心静脈カテーテル留置や創傷処置などの手技を経験する機会にも恵まれています。さらに、診断や治療方針、キャリア上の迷いが生じた場合、非常に相談しやすい雰囲気があります。日々の振り返りカンファレンスや月1回の自由参加型カンファレンス、専攻医ミーティングにより、着実に成長を遂げることができます。少数精鋭でこのような恵まれた環境で修練をすることのできる環境は、なかなかないのではないでしょうか。ジェネラリストを目指す学生や研修医の皆さんも、一度、こちらの教室を気軽に訪問されてはいかがでしょうか?

京都岡本記念病院 総合内科/感染症科
坪井 創(2020年 医師7年次入局)
入局を決めた理由
  • 研修医時代の先輩に勧誘されたから。
  • 臨床医に転科した身として、少しでも幅広い分野の知識・スキルを身に着けたかったから。
医局の雰囲気 各々が自身のキャラクターを生かすことができる、穏やかな雰囲気です。
業務内容 現在勤めている病院では、総合内科医として外来診療、入院患者の病棟管理、内科救急診療、当直業務にあたっている他に、自身の伸ばしたい診療分野を活かして、感染制御チーム、抗菌薬適正使用支援チーム、感染症診療コンサルタント等の業務も行っています。そこで得られた経験をもとにした論文作成や学会発表も行っています。
総合診療のやりがい・魅力
  • 今日学んだことが、明日の診療に活かせること。それが他科よりも顕著だと思います。
  • 医師の基本的な診療能力を確実に身に着けることができ、さらに自身の深めたい分野を伸ばすこともできる点は替えがたいチャームポイントです。
心がけていること 臆病でいること、ゆえに慎重であること。無知であること、ゆえに知識と経験に貪欲であること。自分の心身が最優先事項であること。
ワークライフバランスについて 病院にもよりますが、基本的にオンコールのない診療科なので、しっかり休みも取れます。仕事と家庭の両立もバッチリです。
入局を考えている方へ

総合診療科/総合内科は、「なんでも診るor診られる科」と言われることがあります。が、私はその表現は適切だとは思いません。だって、どちらもハードルが高い印象を受けませんか?実際の総合診療科/総合内科は、臨床医としての基礎をしっかり持っていて、加えてそれぞれ自分の得意を活かしている、働く病院・地域によって少しずつ姿を変えて、それぞれの場所にとって最適な形で医療に貢献する、そんな科だと私は思っています。装備もカスタマイズも自分次第の、「なんにでもなれる科」です。皆さんも、是非一緒に自分の可能性を伸ばしてみませんか。お待ちしています!